2017年2月7日火曜日

2月7日(火)ニワカ読書おじさん!



おはようございます、船長のチャーリーです。


そして表題の通り、”ニワカ”読書おじさんです。


さて、今回も遠藤周作著の不朽作





この作品は、太平洋戦争末期に、九州帝国大学医学部で実際に行なわれた

アメリカ人捕虜の生体解剖実験を題材にした作品です。


その実験を通して見えてくる「人の心とは、良心とは何なのか...

外科部長の妻”ヒルダ”というドイツ人の行動が理解できない日本人とは...」

作品解説者の内科医夏川草介氏は、この本を10代、20代の人に読んで欲しい

と述べてますが、私個人の意見としては40代後半、ないし50代以上のある意味、

社会経験豊富な「人生一山超えた」年代の方が読むと更に一層理解が深まると思います。

因みに、

この作品は昭和33年に刊行されました。そして「沈黙」はその8年後の昭和41年

に刊行されたのです。

この作品を読んでから「沈黙」を読んだほうが良いのかなと思うくらいです。

(「沈黙」のキチジロウが、この作品の中にもいるような気がして...)


さぁ、後2冊遠藤周作氏の作品読みますよぉ~!


チャーリー




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