おはようございます、船長のチャーリーです。
そして表題の通り、”ニワカ”読書おじさんです。
さて、今回も遠藤周作著の不朽作
この作品は、太平洋戦争末期に、九州帝国大学医学部で実際に行なわれた
アメリカ人捕虜の生体解剖実験を題材にした作品です。
その実験を通して見えてくる「人の心とは、良心とは何なのか...
外科部長の妻”ヒルダ”というドイツ人の行動が理解できない日本人とは...」
作品解説者の内科医夏川草介氏は、この本を10代、20代の人に読んで欲しい
と述べてますが、私個人の意見としては40代後半、ないし50代以上のある意味、
社会経験豊富な「人生一山超えた」年代の方が読むと更に一層理解が深まると思います。
因みに、
この作品は昭和33年に刊行されました。そして「沈黙」はその8年後の昭和41年
に刊行されたのです。
この作品を読んでから「沈黙」を読んだほうが良いのかなと思うくらいです。
(「沈黙」のキチジロウが、この作品の中にもいるような気がして...)
さぁ、後2冊遠藤周作氏の作品読みますよぉ~!
チャーリー
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