おはようございます、船長のチャーリーです。
昨晩は、多くのお客様達のご来店誠にありがとうございました。
まだ体調が本調子ではないようで、メンテナンスが必要みたいです。
本日は、お休みを頂きます、すいません。
ちょっと話は長くなるかもしれませんが、昨晩また新たな出会いと感動が
ありました。
その方は常連H氏のお連れ様
偶然にも先般お品書きにあげた 三井住友銀行 故宮田会長をよく知る方でした。
【常連H氏とはもう3年以上お付き合いがある方ですが、私が元メガバンクの行員
であった事はずっと伏せておきました。】
その方と暫し、故宮田会長を偲びました。お品書きを読まれたようです。
彼曰く、宮田さんが船長に対し「そういう人が欲しいんだ」と言ったのは、いかにも
宮田さんらしい。彼は本当に素晴らし人物だった。そして、船長のブログに
感動したよと...その方の詳しい素性は明かせませんが、故人をしのぶ気持ちに
思わず涙が出そうでした。
「漁師料理 蛤覚」開業当初、こんなことがありました。仕入れ先の従業員の方から
「蛤覚さんは、以前どんなお仕事をされてたのですか。うちの店に買い出しに来る人
達と全然雰囲気がちがうから」 正直「えっ?」と思いました。退職してから10
年以上もたっているし、生き抜く事しか頭にないのに、過去何て振り返ってられない。
開業当初、たまたま来られたお客様にはそうでなくても「板前なのにGパンはいてるの
か?」とか「何かこの店主、たいした店で修行してないらしいけど腕には自信が
あるらしいぜ」なんて、目の前で言われているのに。元メガバンク行員なんて知られたら
めんどくさいことが起きそうだ。ちょっと心許し素性を話した人からは
「あんたの店がはやらないのは、あんたが元銀行員だからじゃないの。上から目線でさ。」
と言われる始末。とにかく、色々ありました。
宮田会長がお亡くなりになられた事、そして還暦という年齢が今一度
自分の人生、社会人としての第1歩を踏み出したあの時をふりかえさせたの
でしょう。もう、いいじゃん、カミングアウトしちゃってさと思いました。
「第3の人生」をスタートさせるにあたり、私は、こういう人間であるし、
これからもこのままであり続ける。もし、それでも嫌でなければお付き合いさせて
頂きたいと思います。
そんな想いを受け止めてくれる方々に包まれて蛤覚での人生を終わりたい。我儘な
船長をどうぞ許して下さいませ。
こうして出会えて、まだ一緒にいて下さるあなた達は私にとってプライスレス...
チャーリー
P.S
「来年は海で、皆でスイカ割しようね。これからの1日、1年は大切な時間
だからさぁ!ほら、M社長が天国で蛤覚見守ってくれてるよ、船長!」