2015年8月15日土曜日
8月15日(土)終戦記念日に思うこと...
おっはようございまぁ~す、船長のチャーリーです。
お盆休みということで、当店もここ静かな営業でございます。
さて、本日は終戦記念日という特別な日であること、そして今後の日本について
の想いを少しこの場を借りて発信したいと思います。しばしお付き合い下さいませ。
*尚、私の意見は何処かの政党及び団体に属するものではなく、全くの”いち”日本国国民として
の個人的見解である旨付け加えさせて頂きます。
まず、昨日の安部総理の戦後70年談話。YOU TUBEで拝聴させて頂きました。
いろいろとご批判もあった事と思いますが、私がずーっとこれまで思ってきたことを
明確に触れた点がとても印象的でした。
「いったい、いつまで謝罪し続ければならないのだろうか」と。
ある方々は、「相手が、もういい。」というまで謝罪しなくてはいけないとおっしゃっています。
しかし、日本国民の80%がもう戦後生まれです。子や孫の時代に渡りこれからも未来永劫謝罪を
し続けなくてはならないのでしょうか。
先の大戦では、日本国が「他国への侵略・植民地化」を行い、まるで悪魔のような国であったと
印象づけられますが、全てが本当にそうだったのでしょうか。インドネシアや台湾がこれほど親日な
のはなぜなのでしょう。長い間欧州国に植民地化されていた、一部のアジアの国に対し、日本人が
独立のお手伝いをしたという事実もあります。
歴史というもの、特に近代史への教育をもっと積極的に真剣に取り組むことが大変必要かと思い
ます。
そして、その歴史教育がその国の都合のよい解釈にならぬよう祈るばかりです。
そんな中、集団的自衛権問題が国会で議論されています。
日本が戦後70年もの間、「平和」でいられたのは本当に憲法9条の遵守だけだったのでしょうか。
私は違うと思います。その間、他国の兵士達が日本のために犠牲になっている事実をもっと
明らかにして欲しいと思います。
ほんの一例ですが、私が忘れられないのは、湾岸戦争勃発した時の出来事です。
当時私は米国ニューヨークで勤務しており、帰宅につく電車の中で起きました。
近くにいた米国人達(白人男性と白人女性)が私を睨み付け、
他の乗客に聞こえるように、「日本の製品なんか買わない。日本は何もしない。ただ、金さえ
だせば良いと思ってる云々...」 彼らの身なりはとても上品で、酒に酔ってるわけでもなく
良きアメリカ国民に見えました。とにかく目を合わせない。心の中で「平和憲法があるため日本は
自衛隊を派遣できない。でも、彼らにそんな事言ったって通じない。でも、何からの形で
中東に日本の国旗を掲げた艦船が来てもらえないものかと...」
幸い、他の乗客達は冷静でしたので事なきを得ましたが、緊張が走ったことは今でも
鮮明に覚えてます。
当時、
” アメリカの若い兵士達が、日本のためにも血を流しているのに、日本人は何もしない ”
と...
現在「集団的自衛権」が論議されています。そもそも「集団的自衛権」とは
何ぞやということです。
集団的自衛権が法案化されると、日本は他国の戦争に巻き込まれる、徴兵制度がしかれ
る、自衛隊のリスクが高まる等々言われていますが、本当にそうなのでしょうか。
調べれば分かることですが、簡単に言うと、「集団的自衛権」を発動するためには、まず紛争当事
者からの要請がないとできません。勝手に自らの判断で戦争に行けないですし、加えて要請が
あったとしてもそれを拒否できるのです。例えば、ある国が戦争まきこまれ、日本国に
「助けて!」と要請して来ても、日本国はそれを自らの意思で判断し、「NO」といえるのです。
尚、「個別的自衛権」は言うまでもなく、自らの国が他国に攻められた場合は”やり返す”という
事です。これは明瞭かと思います。
ただ、今回議論されているのは、そもそもの「集団的自衛権」と「個別的自衛権」を
足して2で割ったものと思われます。つまり、例えば日本の海域を守る米国艦と自衛艦
が同時行動を行っていたとき、他国から米国艦に対し攻撃を受けた場合、それは日本国
への攻撃とみなし、(いちいち米国政府から”助けて”と要請をもらわなくても)自衛艦は
反撃できるとするものです。(もし、解釈が違っていたらご指摘下さい)
でも気になるのが、特に米国が大義名分を上げ、それに参加しないとダメという場合。
でも、これは本来の「集団的自衛権」である、日本国が独自に判断して「NO」と言えば
いいんです。しかし、米国に対し「NO」といえるかどうかという心配があるのでしょうね。
そこで、そこは野党がしっかりしなくていけないと思います。
今、与党と野党の議論は全くかみ合っていない所があります。
政府はこの「集団的自衛権」を法案化することで、そもそも抑止力を高めようとしています。
つまり、日米安保条約をさらに強固なものとし、戦争をさせないように、戦争を回避する
ようにするのに対し、野党側は「戦争になったらどうするんだ。自衛隊のリスクが高まる。」
と。万が一、国家存続の危険にたたされたとき、そこで議論している時間はないのでは。
国民の中でも様々な意見、価値観があるのは当然です。まして世界レベルまでになれば
その考え方は複雑になるのでしょう。
いずれにしても、戦争のない平和な世界を築きあげるということを、日本国が先頭にたって
取り組んで欲しいと強く願います。
チャーリー
当時35年前は敵国だった米国の子供達と思うと...
” NO MORE WAR ”
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